日本画|磯貝 洋子/Yoko ISOGAI オヨのぐだぐだ通信(101)

磯貝洋子

時々、傷つく

2017/02/23

日曜の朝はたいてい日曜美術館を見る。
趣味の園芸をちょっとみて、その後、5分くらいのエッセー番組も見る。

今は「ヨーコさんの言葉」
「100万回生きたねこ」で知られる絵本作家の佐野洋子さんだ。

飾らず、へつらわず、真正面から捉えて、歯にもの着せぬ物言いが人気だそうだ。

  ”どうしてここの町の人達がみんな親切なのかしら?”
  ”暇だからじゃない”
     (中略)
  ”忙しいとムシャクシャするんだ。忙しいとおっかなくなるなあ。”
  ”暇な人って人相がいい。”

えーーーっ?! それって、なに?Aじゃ無ければB?簡単に決めないでよ。と私にはツッコミどころ満載なのだ。

それでも、このヨーコさんは思ったことを言い切ってしまう、その勇気に感心しているのは事実。

何かについて、正解はひとつじゃないと思うと何も言えなくなってしまうのが私の現実。あ~かもしれないし、こ~かもしれない。

よ~く考えたつもりの発言でも、そんなんじゃ無い!と怒られたりもする。丁寧に説明すれば面倒くさがられ、何も言わなければ、言われっぱなし。

何だろな~。

人を気遣い、自分も傷つかない、そんな言葉はあるのかな。

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