日本画|磯貝 洋子/Yoko ISOGAI オヨのぐだぐだ通信(74)

磯貝洋子

休日の過ごし方

2015/07/22

ブラック並みのアルバイトも、一段落。

休みというのは、わたし的には、縛られたスケジュールから解放された時間。

さて、何から始めようか。書き出したやりたいことメモの順にこなそうか。
なんて、思ってみたものの、まず、睡眠。
眉間に深いシワ寄せながら、う~んう~んと呻きながら起きる辛さから解放される幸せ。
目覚ましが、いつもの時間に鳴る。気が緩んで気づかずに寝ている。それでも30分もすると、訳のわからない不安で目が覚める。何か大事なことを忘れているような…。慌てて、カレンダーの日付を確認。次いで鞄の中のスケジュール帳を見てみる。家の中を、グルグルしてみる。
不安の原因は、洗濯機や炊飯器のスイッチが入れてないことだ。
ああ~結局、ルーティーンから逃れられないのだ。
つくづく、貧乏性の小さな自分を再認識。


いつもやりたいことメモのトップに上がるのが、片付け。
まず、雪崩をおこしそうな郵便物の整理。
お役所からの大事そうなのとお手紙は取りあえず、"後で引き出し"に入れて、DMは名前をシュッレダーにかけたいので箱の中に、小雑誌などは袋も開けてないので開封から。
これがいけない。旅をそそる綺麗な写真と情報が一杯だ。ペラペラ見とれていると、片付けだったことが、ペラペラ旅行になっている。
いかんいかんと、仕分けに戻ったころに時間切れ。

結局、箱やら引き出しに仕分けただけで、ゴミ袋は極小さえもガラガラ。おまけに、資源ごみに出すのに、個人情報やホッチキスの針を取り除くひと手間が、、、。ひと手間も沢山たまると、多手間なのだ(>∑<)

絵の材料もいろいろ揃える。やってみたいことが、山盛りだ。学生のころにもっと実験してみればよかったって、思うけれど、それを考えたらきりが無い。子供の頃、もっと勉強しておけばよかったとか。もっと、美人で賢く生まれたかったとか。

そもそも、サッサと未練無く片付けられる人になれなくって、TVのお片付け番組で”これが正解”って見せられて、僻んでいるんだ。

あ~イヤだな。ヒガミとか、ソネミとか、ネタミって。心も、貧乏になっている。
台風さえも、某隣国方面に行ってよね~って、意地悪にもなっている。

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