日本画|磯貝 洋子/Yoko ISOGAI オヨのぐだぐだ通信(57)

磯貝洋子

春遠く…

2015/01/05

誰かが書いたネットコラムを読んでいた。
モノが占める床面積に貧乏とお金持ちの違いが出るそうだ。大掃除をちゃんとしないのもお金持ちにはなれないそうだ。
そうだ、私はお金持ちにはなれないだろう。素直に認めよう。


作品について考えてみる。ThreeSTYLES展の搬入、展示をした所から、反省は始まっている。大きな作品は、新しい自己表現の実験でもある。広い会場で見てみると、よりはっきりと感じる迷い。
いい訳は山とある。もう数年、ずっと迷っているちっぽけな自分が見えている。

人に迷いを突かれるとたいそう痛い。
『わかってるよ。わかってるってば。わかってるのと、出来るかどうかが違うこともわかってる。』と、心の中でつぶやいてみる。


決められないこと。
子供の頃、お正月にデパートで父に買ってもらった、バービー人形。もう遊ばない。これは、ゴミか?思い出はゴミか?過去は未来の邪魔なのか?
買い物をして入れてもらう立派なペーパーバック。家に持ち帰ったら使わない。
ゴミに出すのはモッタイナイ。だから、なるべくもらわない。

『他人から見れば、他人のモノはゴミだろう』と、ちょっといじけてつぶやいてみる。

そう、人それぞれ大切なモノは違うんだろう。


納得出来る作品もある。迷いが出ている作品もある。自分の表現のために迷ったり行ったり来たり迷ったり。二者択一じゃない。共存させたいことがある。
今年こそ、もう一歩前に進みたい。

マーシーの言葉

やっぱ、マーシーは良いこと言ってくれるなぁあああ

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