日本画|磯貝 洋子/Yoko ISOGAI オヨのぐだぐだ通信(80)

磯貝洋子

マーブルチョコで考える。

2015/11/27

マーブルチョコは、沢山ある色から順に食べる。

子供の頃、マーブルチョコは贅沢なチョコで、一粒ずつ大切に食べた。
全体の色の数を確認しながら食べていく。

最後に一色ずつ残して、カラフルな色の中で、ひっそり地味なやつ、茶色が最初に無くなる。
ランダムに食べたりしない。一色だけならマーブルチョコの価値は、かわいい円筒形のパッケージのみ。


絵の技法を考える。

自分にとって何でもないことは価値が低く、苦手なことは価値が高い。苦労したかどうかが価値になっている。
沢山あるモノは手放せる。希少なモノは手放せない。


魅力的な絵とはなんだ?って考える。

均一に揃っていて、バランスの良いものだろうか?

自分にとって、得意なことを伸ばすことじゃないのか。
苦手なことをなくすことではないんじゃないのか。


コンビニで、超久々にマーブルチョコを買ってみた。
もっと沢山買ったら、6色とか3色とかもあるんだろうか?

今は大人買いが出来るようになったけれど、チョコレートが苦手になっていた。
残念。

マーブルチョコ1

茶色いのが多くイメージどおり

さて、みんな同じパターンか?

マーブルチョコ2

やっぱり茶色が多い

やや、別の配色だ。渋いな。
茶色はチョコのイメージだから?

マーブルチョコ3

茶色い粒がいきなり…

えー そうでもないんだ。

マーブルチョコ4

そうだったんだ。

ひと箱ずつ違いがあった。
知らなかった~。
どうやら、色ごとに
味も違うらしい。

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